今日はお母様とお嬢様の二人連れで来られた時の話しです。
そのお客様は店に入って来られるなり、「天然素材100%の布団はありますか?」と尋ねられました。
岡本「はい、ありますよ。これが天然素材の綿わた100%の布団です。そしてこちらがシルク100%のお布団です。」お客様「私達、二人とも化学物質過敏症なんです。縫い目の糸が化学繊維でも発症するんです。」
岡本・・・でも今、お持ちの鞄はポリエステル繊維なのに、身体に直接触れてないから大丈夫なのかなと思いつつ「綿わたの布団は綿100%のミシン糸ですし、シルクの布団も生地が絹の場合は絹で、綿の生地の場合は綿糸にしています。」お客様「この布団の房も綿ですか?」
岡本「あ!それはベンベルグなので化学繊維ですね。でも、房を絹糸に替えて布団を仕立てる事は出来ます。」
そして、あれやこれやと話しをして、お帰りになられる時に布団に入っている綿わたとシルクのわたを一握りずつお渡し致しました。岡本「このお渡しした わた をずっと触っておいて下さい。身体に一番影響する中わたに、直接触れても身体に何の症状もでなければ、この素材で出来ている布団は大丈夫だという事です。」
布団屋のおかもとも、化学物質過敏症のお客様には慎重に対応して、安心してお勧めできるかどうか見極めるているのです。
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