本麻敷布団

店に女性のお客様が来られました。

そのお客様は来られるなり、「毎年、麻の敷布団のお便りがくるけれど、今年はまだ届いていないわね。」

岡　「チラシは出来上がっているんですが、まだ郵送出来てないんです。すみません。」

お客様「そしたら、、今年は麻の敷布団はないの？」

岡　「いいえ、こちらがその麻の敷布団です。」

お客様「あ！これこれ。この敷布団やわ。」

私達おかもとは、本当に涼しくいいものだと思っているこの麻の敷布団を毎年、チラシやお便りに載せています。いつも同じ内容のものやな～とお客さんに思われているのと違うかなと思っていましたが、一人でもこうして麻の敷布団の事を覚えて頂いたことにとても嬉しく、感謝しています。まして、ご注文まで頂くとは、思ってもみなかったです。

あ～やっぱり、自分達がええと思って作ったこの敷布団は、ずーと載せ続けて良かったんや～。ちょっとぶれそうになった心が、また　しゃんとしました。

「自分にピッタリ合ったふとんやまくらって、どうやって見つけたらええの？」

「自分に合う布団が分からないんです」
お客さまからそういうお話を聞くことが多いです。

実際、テレビコマーシャルなどで良さそうな寝具を宣伝していても、それが自分にピッタリ合うとは限りません。
骨格、体形、体重、筋肉の強さ、生活習慣…いろいろな要素によって、その人に合う寝具は変わります。芸能人やスポーツ選手がコマーシャルをしていたり、人間工学を喧伝しているような、身体によさそうに見える高級寝具でも、誰の体にもピッタリ合うわけではないのです。