快眠を得るために何が一番大切かと問われたら、一番重要となるのは敷寝具です。
敷布団の素材もいろいろありますが、当店が20年来自信を持ってお勧めし続けている寝具の素材の一つにキャメル(らくだ)の敷布団があります。
キャメル敷布団は、モンゴルゴビ砂漠で遊牧民に家畜されているフタコブラクダの毛を100%使用して作られた敷布団。
夏は40℃、冬はマイナス40℃という過酷な自然環境で育まれたキャメル毛だからこそ、敷布団の素材として適し、優れた寝心地を実現してくれます。
そもそも布団にはどんな機能が必要なのでしょう?
暖かい事はもちろん、一晩にコップ1杯分はかくと言われる汗をよく吸ってくれる力(吸湿性)、適度にクッション力がありながらも、体の重みを支えるだけの力(支持性)も必要です。
また、吸った汗をどんどん発散させていかないと、使っていて敷布団がじめじめになってしまうので、乾かす力(発散性)もなければなりません。
でも全ての機能をあわせもつ敷布団ってなかなかないんです。
例えば羊の毛である羊毛は、汗を吸う力、発散する力とも優れた素材ですが、ややへたりやすいため、敷布団としての機能が低下してしまいやすいと言えます。
コットン、木綿の布団は、汗を吸う力は非常に優れているのですが、発散する力が弱いので頻繁に干して使う必要があり、へたりやすく重いと言う欠点もあります。
そこでオススメなのがキャメルの敷布団なのです。
羊毛ぶとんのようにへたりやくすなく、木綿布団のように重くない。何より頻繁に干さなくても快適に使えるのが嬉しい敷布団です。独特のコシの強さで、寝ているときの姿勢を安定させ快適な眠りを作り出すことができます。
ただし、誰もがこのキャメルの敷布団にぴったり合ってぐっすり眠れるとは限りません。へたりにくい代わりにふんわり感の少ないキャメル敷布団の寝心地は、硬すぎて体に合わない方もおられますので、ご注意ください。