おろすと泣く赤ちゃん!なぜ寝てくれないの?多くの人が気付かない、赤ちゃんの夜泣きの理由!

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赤ちゃんが夜泣きをする理由

おろすと泣く赤ちゃん!なぜ寝てくれないの?

睡眠健康上級指導士・睡眠環境アドバイザー・一級寝具製作技能士などさまざまな資格を持ち、研究者やお医者様に混じって睡眠学会で学ぶ。これでもかというくらい夫婦で「快適な眠り」を追求している「眠りと寝具のプロ」おかもとによる、眠りについてのお話です。
 

子育てのなかでも一番つらい夜泣き

夜泣きで苦しむ

子育ての時に、一番つらいのは赤ちゃんの夜泣きかもしれません。
毎晩、毎晩、眠らない赤ちゃんを抱っこして揺らしながら部屋の中を歩き回り、寝たかな?と思ってふとんに寝かせると、またギャーっと泣き出してしまう。
多くの人に経験があることでしょう。
「え~なんで寝てくれないの?」
この毎日の繰り返しに、お母さんもお父さんも睡眠不足でイライラ。
泣きたいのはお母さんやお父さんの方ですね。

抱っこしていたらすやすや寝てくれている赤ちゃんなのに、どうしてふとんやベッドにおろすと泣き出してしまうのでしょうか。

 

赤ちゃんの夜泣きの原因



赤ちゃんが泣くのは「何かが不快で気持ちが悪いから」。

●お腹がすいている
●おむつが濡れている
●熱がある、痛みがあるなど具合が悪い

これらの3つは、誰もがすぐに気が付きます。
おっぱいやミルクをあげたり、おむつを替えたり、具合が悪ければ病院に行ったりして、赤ちゃんを「不快で気持ちの悪い状態」から「快適で気持ちのいい状態」にしてあげているはずです。

なのに、泣く。
おなかもいっぱい、おむつもキレイ、熱も、痛みも特にないはずなのに。

他に不快なことは…?

そうです。

●「おふとん」が不快で気持ちが悪いから。

だから赤ちゃんはすやすやと気持ちよく眠ることができないのです。

しかし、ほとんどの人はそのことに気付いていません。 夜な夜な寝てくれない赤ちゃんを抱っこして歩き回ったり、抱いたまま座って眠ったりして、つらい毎日を過ごしているのです。
 

ポリエステルの布団は不快のもと



今、多くの赤ちゃんが、どんなふとんで眠っているか、知っていますか?
 
ほとんどの人がデパートや、高級寝具店やチェーン店などで売られている、「5点セット」「7点セット」などのおふとんを買って、寝かせているのではないでしょうか。
 
 
その、デパートやチェーン店などで売られているベビー用のセット布団に入っている布団の中身は、ほとんどがポリエステル繊維100%の布団です。特に敷布団はポリエステル繊維をギュッと固めた固綿のマットみたいな敷布団です。
 
 
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ体温調節機能ができあがっていないために、汗をうまくかけなかったり、汗をかきすぎたりすることがあります。
そんなときに、汗を吸わず通気性の悪いポリエステルの敷布団では、蒸れて暑くなりすぎたり、冷えて寒くなってしまったりします。
 
しかも、まだ寝返りができないころの赤ちゃんは、ふとんに触れている部分に熱がたまったり、汗が冷えてしまったりしても自分ではどうすることもできず、不快な状態が続いてしまいます。
 
つまり、生まれたばかりの繊細な赤ちゃんが寝ている布団は快適な布団ではないということなのです。
 
ちょっと想像してみてください。
もしお父さんやお母さん自身がベビー布団セットに入っているような固綿のふとん(マット)に直で寝るとしたら、快適に眠れると思いますか?
 
「うーん、きっと快適じゃないだろうなぁ」と思いませんでしたか?
 
その通り、きっと快適ではないと思います。もちろん、赤ちゃんにとっても快適ではないのです。
 
そんなお布団で毎日寝かされていると、赤ちゃんはそのお布団を「気持ちよくすやすや眠る自分の居場所」ではなく、「不快な場所」「嫌なところ」だと認識してしまいます。
 
そして、「おふとんに寝かせようとすると泣く」夜泣きが始まってしまうのです。

 

赤ちゃんにとって快適なふとんとは

夜泣きをしないですやすや眠る赤ちゃん

「固いマットの方が赤ちゃんを正しい姿勢にする」なんてうたい文句で使われていますが、それならば赤ちゃんがよく眠るように、おくるみで足を巻いて丸く包み込んでしまうのは姿勢に良くないということになります。
 
それなのに、気持ちよくすやすや眠ってくれるというのはどういうことでしょうか。

赤ちゃんは産まれる前まではお母さんの羊水の中で丸まって育っています。おくるみで足を巻いて丸く包むと、よく寝るのはそのためです。
赤ちゃんを抱っこした状態もお腹の中でお母さんに包まれて眠っている状態とよく似ています。お腹の中で丸まっているような「C」の形で寝かせることが、赤ちゃんにとって安心してぐっすり眠れる姿勢なのです。

生まれたばかりのうちはお腹の中と同じような姿勢で寝るのが落ち着きますが、1か月、3か月、6か月、1歳、と成長するにしたがって筋肉もしっかりしてきて、まっすぐに眠るようにります。
  
一方、固い布団はどうでしょうか。生まれてすぐのうちから体を伸ばしてしまい、「C」の形とは程遠い寝姿ですね。
もちろん、窒息の恐れや、寝返りを上手にうてないなどの理由から、身体が沈みすぎるような柔らかい布団が良くないのは確かです。
 
しかし、最近の主流である、大人が寝るとしても寝心地が悪そうだと感じるほどの固い布団で寝かせなければいけない理由はありません。
柔らかい布団は背筋が曲がるというようなことを言う人もいますが、それにもまったく根拠はありません。
赤ちゃんには赤ちゃんに合った適度で快適なふとんの硬さがあるのです。
 
赤ちゃんに適した敷布団の硬さは赤ちゃんの筋肉の硬さに比例すると言われています。
そう、産まれた時は、プクプクのように柔らかく、成長に従ってだんだんと張りのある筋肉へと変わっていきます。理想的なのは、その成長に合わせた固さの布団です。
 
手つくりのインド綿100%の敷布団は、作りたては赤ちゃんの産まれた時の筋肉によく似ています。柔らかいのに適度な弾力があり、赤ちゃんを包み込むような優しさがあります。
首が座る3ヶ月頃には、敷布団も赤ちゃんの体重によって締まってくるので、成長してきた赤ちゃんの筋肉と同じ様な硬さになっていきます。
寝返りを打つ頃になると、また少し閉まってきていて、赤ちゃんの筋肉量で寝返りがうちやすいような固さになってきます。赤ちゃんの成長に合わせて、ちょうどよく変化していくのです。
 
また、天然素材100%で出来た布団なら、ポリエステル素材のものと違って通気性も良く、汗をしっかり吸い取ってくれる上に保温力、保湿力もありますので、蒸れたり、冷えすぎたりすることがありません。体温調節がうまくできない赤ちゃんでも、いつも快適な状態を保ってくれます。
 

夜泣きしないベビー用布団がいいなら100%天然素材を選ぶ

綿、ウールなど、赤ちゃんを寝かせるならオーガニックの天然素材100%をおススメします

ベビー布団に最も大切なことは、天然素材100%で出来ていることだと断言します。
 
厳選したインド綿100%で作ったベビー用敷布団に、肌触りのやさしいパシーマのシーツを合わせて寝かせてあげれば、赤ちゃんはすやすやと気持ちよく寝てくれます。

手前味噌のようなことを言いますが、当店で作った天然素材100%のベビー布団をお買い上げいただいたお客さまは、皆さん口をそろえて
「おかもっさんとこの布団、ホンマによく寝てくれるわ」とおっしゃってくださいます。
わざわざお電話をかけてきてまでそう仰ってくださるのですから、本当のことだと思っています。
 
赤ちゃんの夜泣きは本当に辛いです。赤ちゃんも、お父さんも、お母さんも、みんな辛くて苦しくて悩みます。
ベビー布団を購入される時は、ぜひ素材をしっかりと確認して、中綿まで全て綿(めん)やウール100%の天然素材のものを選んでください。
当店の物でなくてもかまいません。

「天然素材100%の布団をえらんであげる」それだけで、赤ちゃんは気持ちよくすやすやと眠ることができ、夜泣きをせずに済むかもしれませんよ。

 
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