今日は、60~70歳代のいつもパシーマを買いに来て下さるご夫婦のお話です。 その奥様の体調が悪くて、入退院を繰り返しておられました。奥様は大のパシーマ愛好家で「これ、気持ちよくっていいわよね~」と言って、敷パットやケット、特に、縞々模様の可愛いハンカチは何枚もお買い上げ頂きました。昨年末にご主人様が店に来られて「家内がだいぶ悪くて、今度の正月越せるんかな~。越されへんかもしれへん。でも、このハンカチは買ってきて言うさかい、買いに来てん。」「そんなに具合が悪いんですか?」など、私は話をしていました。今日、ご主人様がふらっと店に来られて「家内が2週間程前に亡くなりました。最後の最後までこのパシーマのハンカチを離さず使ことりました。病院のベッドの柵にもいつも掛けて使ことりました。そやから、棺のなかにもパシーマのハンカチぎょうさん入れてやりました。岡本さんとこにも家内が、パシーマ最後まで喜んで使っていたこと伝えたくて今日は寄りました。」 私は最初、奥様に「これ、パシーマっていうんやけど、ほんまにええよ、一遍使こてみて。」と言ったのが始まりです。それから何度か奥様とお話ししている時、常に感謝の気持ちを忘れず、ご主人様思いの人で、こんなに心のきれいな人、いるのかなと思ったのを覚えています。私達がお勧めした商品を最後の最後まで喜んで使って頂いた事はほんとに嬉しくありがたいと思っています。またそのことをご主人様がわざわざ店まで来て頂いて、私達にも話して頂いた事にも感謝します。ありがとうございました。奥様もどうぞゆっくり休んでくださいね。
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